週末にオススメのブックフェア2020
今年の前半は家にこもって本を読んだりして過ごした方も多かったのではないでしょうか。本との出会いをもたらしてくれるのが本屋だとすると、本の展覧会は人と本の集まりです。
そんな本と人が集まる上海書展及び「書香中国」上海週は今年2020年の夏に無事16回目が開かれることとなりました。展覧会で見るのは本だけではありません。本を切り口に人々の暮らし、人の色んな生き様、そして人間社会の多様な価値観を覗き見ることができるはず。
ちなみに静安にはこんな素敵な本屋さんがあります。ぜひ本の香りを感じに出かけてみませんか。
重影书局
開業して間もない重影書局は独自の工夫を凝らした本屋。空間設計では光と影の重なり合いと流転を表現しています。親子や友人と遊びに来るのも、自分なりの書斎のように楽しむのもオススメ。ここには応接室、自習室、プレイルームなどがあり、プライベート感もたっぷり。一人で静かにお茶を飲みつつ、本を読んだり、また何人か友達と集まるのも良さそうです。
地址:静安区万航渡路889号悦达889广场2楼
钟书阁
鐘書閣は本に対する敬意と愛情を感じる書店。天井はまるで幻想的な星空のような雰囲気で、目の前に広がるのは世界各国の図書。そんな钟书阁が作り出す文化の香り高い雰囲気は読書にとって理想的な空間を作り出しています。また上海の中心に建つ鐘書閣があるルイオー百貨店は、手作りの雑貨や工房などがあり、忙しい仕事から少し解放させてくれる異空間の作りになっています。
地址:静安区南京西路1601号芮欧百货4楼
西西弗书店
ここは本屋と喫茶店が集まっているレジャースポット。モダンなイギリス風の装飾で、暖かい黄色の照明が書店全体に広がっていて、まるでイギリスを歩いているかのような錯覚を覚えます。店内には「書山書海」が置かれ、若者向けの文化用品や小物もたくさん売られています。
地址:静安区西藏北路166号大悦城北区6楼
作家书店
作家書店は巨鹿路の愛神花園にあります。ここは上海市作家協会の所在地で、「収穫」や「萌芽」など雑誌のオフィスにもなっています。こちらの本屋は3000種類近くある本のうち、80割以上が文学に関する本というのも一つの特徴。ノーベル賞を受賞した莫言をはじめ、余華、畢飛宇、劉醒龍、周大新など、多くの著名作家のサイン帳が本棚に隠されているんですよ。
地址:静安区巨鹿路677号