花より団子、月より月餅!?最新の月餅の解説
中秋節といえば中国では月餅を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ちょっと食べ慣れない月餅の味に戸惑いつつも、なんか色々あるらしいというのはなんとなく伝わってきますよね。
そこで中秋節本番の今日、オーソドックスな月餅から変わり種まで様々な種類の月餅とその違いをご紹介したいと思います。
月餅は月団、小餅、豊作餅などとも呼ばれ、中秋節(旧暦8月15日)に食べられる食品です。中国の月餅は種類が多く、産地によって広式、京式、蘇式などに分けられます。味によって甘味、塩味、麻辣味(!)などがあるそうです。また餡の種類もドライフルーツなどを中心に、小豆、蓮の実、胡麻あん、ココナッツ、アーモンド、くるみ、栗、南瓜あん等が入っています。
guǎng shì yuè bǐng
广式月饼
広東風月餅
jīng shì yuè bǐng
京式月饼北京式月餅
北京、天津周辺の地域から発祥した、北方ではわりと人気があるタイプの月餅。あんの甘さ、皮の厚さが適度なバランスで、サクサクした食感が楽しめるちょっと素朴な雰囲気の月餅。
sū shì yuè bǐng
苏式月饼
苏州式月餅
bīng pí yuè bǐng
冰皮月饼
もち皮月餅
近年流行の半透明な皮で包んだ冰皮月饼は色鮮やかな見た目と食べやすさで贈り物としても人気の一品。もち米を使っているので、冷蔵庫で冷やして食べるのがマスト。
xiān huā yuè bǐng
鲜花月饼
花月餅
xiān ròu yuè bǐng
鲜肉月饼
肉月餅
肉の餡を月餅の皮で包んだもの。月餅の中のおかず代表といっても良い、ある意味ハズレない月餅。中秋節以外の季節に見かけるのも特徴。
中秋節の今日は一年中でも月餅が出揃っている時期。ぜひ楽しんでみてくださいね!